広島トランヴェールビルディングの建設記録
広島の経済の"へそ"と言っても過言ではない紙屋町交差点に面する南東の角に建設された複合オフィスビルです。地下街シャレオと接続する地下1階から地上3階までは商業施設が入っています。
再開発の全体的な概要はこちらをご覧ください。
【URBAN HIROSHIMA 街づくりデータベース】：広島トランヴェールビルディング
建設中は「広島紙屋町プロジェクト（仮称）」という名称で事業が進められました。
紙屋町プロジェクト完成までの記録です。
2012年2月
2009年8月に着工した「広島紙屋町プロジェクト」はおよそ2年半の工期を経て12年の2月17日に竣工を迎えました！
広島そごう前からです。
建物西面の歩道から。
まだ基礎工事をしていた頃の画像と比べると変貌ぶりに驚きます。（画像）
そこから少し進んだ建物北西の角、歩道に面する部分です。
いずれも竣工を迎える前に撮った画像なので立入禁止の区域があったりしますが、外観はほぼ完成しており内部では最終仕上げを行なっているような状態でした。
道なりにさらに進んで建物北側のオフィスのメインエントランスです。
歩道から北側の外壁です。
高級感を感じる外壁や多用されたガラスなど全体的にはとても好印象なのですが、
新築ビルにこの突き出し看板は景観上遠慮していただきたかったと少しだけ残念に思います。
場所は変わりまして、南側の路地からです。
ここも工事が長く続いていましたが綺麗にまとまりました。植栽も植えられています。
地下街に潜りまして、このビルとの接続部を確認します。
こちらの画像が竣工前。
竣工式を迎えた後はシャッターが開放され、奥のトランヴェールビル内部がついに見えるようになりました。
地下街は交差点の中心にあるのでビルまで想像していたより奥行きを感じます。
出入り口付近。
地下街シャレオとは明らかに異なる高級感を感じます。
竣工はしましたが開業はまだなので中に入ることはできません。内部の様子は次のページで紹介します。
右手に見える階段は地上へ繋がっていて、建物南西側に南向きで出ることができます。
記念ライトアップ
竣工直後の週末、広島の中心に誕生した新たなランドマークの完成を記念してビルの窓を利用したライトアップが行われ話題となりました。
角のアールの部分に専用の照明機器とプログラムを用いて行われました。
この時の様子は動画にまとめておりますので是非ご覧ください。
またこのライトアップと同時に店舗などが入る低層階の照明が点灯し、外からではありますがほとんど初めて内部の様子が確認できるようになりました。
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